治りにくいといわれる肝斑

肝斑は、基底層からその上2~3層でのメラニンの強い沈着があり、基底層のメラノサイトは増加し、メラニン産生も亢進しています。さらに真皮乳頭層で大量のメラニンを含むメラノファージが増え、メラノサイトが真皮に突出し基底膜が分断され、真皮の毛細血管拡張も見られます。

1、表皮のメラニンの増加

2、表皮メラノサイトの数の増加

3、基底膜の分断

4、真皮乳頭層のメラノファージの増加

5、毛細血管拡張

 

 

 

肝斑は、紫外線暴露が悪化させ炎症が引き金となっています。軽い炎症が続きプラスミンが活性化しメラニン産生が亢進、真皮にも炎症反応が生じています。

 

メラノサイトでは、エストロゲン受容体の発現が亢進し、またエストロゲンの外用剤によって肝斑が発症しています。

紫外線そのものがメラノサイトの増殖・遊走・メラニン合成を誘導し、ケラチノサイトからインターロイキン、aメラニン細胞刺激ホルモン、副腎皮質ホルモンなどを放出させて、メラノサイトの増殖とメラニン合成を促進させます。